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帰ってきました。しかし課題に追われているので相変わらず日記オンリ更新かもしれません。
追加リクどうもありがとうございますー!
これぐらいならこなせそうなのでまだ受付中。リンクのところから。
自分の首を締めるのが好きなのだった。
ニンギョウは、何と言うか、私は好きです。
好きですが、活版印刷箱つきで異常に高いので、オススメできない。
図書館に入っているのかは不明ですが、そちらで読んで買わないほうが無難です。
不思議の国のアリスが嫌いな人はまず好きになれない気が。
幻想小説、と括ってしまうと双方に失礼な気のする作品です。
時に反転がことのほか需要がある気がするのは、単に元々需要零だと私が思っていたからなのでしょうか。
錯覚なのかどうなのか。
まあ気にせず川獺総攻の3、川喰編をやりますが。
何か気になったので題名つけた。相変わらずセンスがないですが、小説「赤と黒」より。
心の中で「初心に帰ろうキャンペーン」と名づけているこの話。
というのは、私の川獺さんの第一印象が「軽薄且つ軟派そう」という要するに前述した「性的にルーズ」っぽい感じだったからです。
微裏祭、川獺総攻、川喰編。全部繋がった話です。現代パロ注意。
* * * * *
「あ、川獺。例の書類ですけれど」
そういって声を掛けられた。
何を行っているのかはわかったので、顔を上げずに返答する。
「ん? ああ、あれだったら問題ないよん。やっといた」
「どうもありがとうございます。今夜呑みに行きませんか?」
「お前仕事の用件とプライベードなお誘い繋げて言うな……」
「長い前フリは嫌いな性質です。で、いかがです?」
「今日白鷺と食べに行く約束しちまってるんだけどさ」
「ではその後で構いませんから」
「何、キャンセル入った?」
どうせ穴埋めだろう。
別に非難するわけでもない、喰鮫の突然のお誘いは大抵そうである。
それが卑怯だとも思わない。
「入りました」
「そんなにギチギチ予定つめなくてもいいんじゃねえ?」
「わたしは人生に有り余っている時間を、如何に潰すか常に考えています」
「あそ。お前の部屋でいーんなら呑みに行くけど」
「別に構いませんよ。理由が気になるところですが」
「お前、呑むと盛るから外は嫌なのな」
以前外で呑んで酷い目にあった。
しかし喰鮫は平然と返す。
「盛っていません。呑むと盛るのは川獺の方でしょう。わたしは呑むと誘うだけです」
「十分だって……」
「そうですか? ああ、折角でしたらこの間紹介してくださった蝙蝠、彼も連れて来てくださいよ」
「嫌だよ。喰鮫、お前俺がいない間に蝙蝠に変な事教えたろ? あれからやけに上手くなったんだけど」
「テクニックを伝授してるだけではないですか」
「お前の官能ライフに人の幼馴染を巻き込むな」
「官能ライフとは失礼ですね」
「官能ライフだよ。お前男女合わせて何人恋人いるんだよ」
「恋人じゃありませんよ、友達です」
「お前は友達なら誰とでも寝んの?」
「セフレですから」
「ああ……確かに友達だけど……」
間違いはないが語弊があると思った。
「では是非今夜。いつでも構いませんよ、鍵を閉めて待ってます」
「開けて待てよ!」
「急ぐ必要はありませんから、白鷺にはわたしと約束があるなどといわないように」
「? 何でだ?」
「白鷺を怒らせるからです。後々貴方が大変な事に、もとい面倒な事に――否、面白い事になりますから」
「今の言葉の変化すごく気になるんだけど」
それには答えずに、喰鮫は去っていく。
仕事中の私語は褒められたものではない、そう思って再び仕事にとりかかった。
喰鮫:同期。
* * * * *