日々考えている事とか考えていない事とか。
各種ネタバレ取り揃えております。
人間人間3、刀語十二巻まで読了。
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現在進行形でエチャってます。シンデレラ鳳左なノリで。自分はROMですけども。
人数が多くなると黙って成り行きを見守るのが好きです。
童話ネタが書きたくなってきましたが、なんとなくエチャで出たネタを書くのは気が引けるので遠慮します。
別にいいんですけど、刀語のエチャは大抵まにわに関連ですよねー。
個人的に七実さんとか七実さんとか七実さんとか七花とかとがめさんとか姫さまとかについても色々語りたいんですが。七実さん多いのは本心です。
某方が以前おっしゃられていた鑢家チャットがあれば私は飛んで行くよ多分。
では、何かやけに長かった川獺総攻ラスト、川人編。
人数が多くなると黙って成り行きを見守るのが好きです。
童話ネタが書きたくなってきましたが、なんとなくエチャで出たネタを書くのは気が引けるので遠慮します。
別にいいんですけど、刀語のエチャは大抵まにわに関連ですよねー。
個人的に七実さんとか七実さんとか七実さんとか七花とかとがめさんとか姫さまとかについても色々語りたいんですが。七実さん多いのは本心です。
某方が以前おっしゃられていた鑢家チャットがあれば私は飛んで行くよ多分。
では、何かやけに長かった川獺総攻ラスト、川人編。
* * * * *
「お、おお、おかえりなさい……川獺さま」
「……寝てていいって言ったろ? 人鳥」
「ご、ごめんなさい……」
「いや、謝んなくてもいいけどさ。明日きついのはお前だぞ」
「あ、明日は、そそ、創立記念日で、お休み、です」
「そうだっけ?」
「はい」
上着を脱いで椅子にかけると、人鳥はそれをハンガーにかけてくれた。
気のつく子供だった。
気がつきすぎるぐらいだった。
「蝙蝠さまが――い、いらっしゃってました、よ」
「あー……あのニートまた入り浸ってた?」
「に、ニートって……」
「駄目なら道楽息子?」
いい加減働けといいたかったが、本人は「働いたら負けだと思っている」だとか何とか言い返してくる。
どこの駄目人間だ。
もっとも――家に資産があって、働かずに済むのならそれでいいような気がしなくもないけれど。
「川獺さまは――あちらこちらに、手を出されます、よね」
「え?」
「こ、蝙蝠さま、お可哀相、です」
「喰鮫みたいなこと言うのな、人鳥も。蝙蝠は別に大丈夫だろ――寂しいから利用されてるだけだしな、俺」
「喰鮫さまも……お、お可哀相ですよ」
「あいつはあいつで暇だからって利用されてるだけなんだけどな、俺は……」
「無自覚なプレイボーイって性質悪いよね……」
「ん? 今なんて?」
「ひ、独り言……です」
大きく伸びをする。
「あー眠い。寝よー」
「川獺さま」
「お前も寝るだろ?」
「い、一緒に寝ても――いいですか?」
「いいよん、別に」
昨日行為をしたばかりの布団の上に、幼い子供を寝かせるのは何となく気が引けた。
朝はばたばた出てきてしまったし、蝙蝠はあれで結構適当なので片付けているかわからない。
「人鳥の布団でいいか?」
「せ、狭いですよ?」
「大丈夫大丈夫」
きちんと畳んであった布団をしいてみる。
やはり小さかった。
「はみ出ます……」
「大丈夫だって」
先に布団に入るように促して、自身は電気を消してから、小さな布団に近づく。
寝転がってみると、普通に体が出てしまうので。
「っ」
「大丈夫だろ?」
抱きしめて体を密着させ、布団に入った。
最初体を震わせていた人鳥だったが、そのうち安心したのか震えが止る。
「川獺さま」
「もー寝ろって」
「ここ、キスマークついてますよ」
「あっ!?」
喰鮫か。喰鮫なのか。
「……見なかった事に」
「べ、別にいいですけど……川獺さま」
「何?」
「十四歳未満は、双方の同意があっても強姦扱いですから」
「…………はい?」
もう少し待ってください、と腕の中で可愛らしい声がした。
それから、鎖骨にくすぐったい感触がある。
「……冗談、だよな?」
静かな寝息だけが聞こえてきた。
弟:人鳥。
* * *
寂しそうな幼馴染を甘やかして、不機嫌な後輩をからかって、退屈そうな同期と暇を潰して、話の長い上司に反抗して、可愛い弟を抱きしめて眠る。
そんな日常は、いつまでも続く。
了.
* * * * *
コンセプトはギャルゲです(ここに来て)
個人的にに押さえておきたい要素は上司と妹でした。
特に上司、このキャラが落せないギャルゲは邪道だというのが持論ですので、海亀受が苦手にも関わらず書きましたとさ。おそまつ。
すみません、とても楽しかったです。選択式小説とかにして擬似ゲーム風にしたいぐらい楽しかったです。
でも自重。最近良くこの言葉使います。お付き合いいただきありがとうございました。
「お、おお、おかえりなさい……川獺さま」
「……寝てていいって言ったろ? 人鳥」
「ご、ごめんなさい……」
「いや、謝んなくてもいいけどさ。明日きついのはお前だぞ」
「あ、明日は、そそ、創立記念日で、お休み、です」
「そうだっけ?」
「はい」
上着を脱いで椅子にかけると、人鳥はそれをハンガーにかけてくれた。
気のつく子供だった。
気がつきすぎるぐらいだった。
「蝙蝠さまが――い、いらっしゃってました、よ」
「あー……あのニートまた入り浸ってた?」
「に、ニートって……」
「駄目なら道楽息子?」
いい加減働けといいたかったが、本人は「働いたら負けだと思っている」だとか何とか言い返してくる。
どこの駄目人間だ。
もっとも――家に資産があって、働かずに済むのならそれでいいような気がしなくもないけれど。
「川獺さまは――あちらこちらに、手を出されます、よね」
「え?」
「こ、蝙蝠さま、お可哀相、です」
「喰鮫みたいなこと言うのな、人鳥も。蝙蝠は別に大丈夫だろ――寂しいから利用されてるだけだしな、俺」
「喰鮫さまも……お、お可哀相ですよ」
「あいつはあいつで暇だからって利用されてるだけなんだけどな、俺は……」
「無自覚なプレイボーイって性質悪いよね……」
「ん? 今なんて?」
「ひ、独り言……です」
大きく伸びをする。
「あー眠い。寝よー」
「川獺さま」
「お前も寝るだろ?」
「い、一緒に寝ても――いいですか?」
「いいよん、別に」
昨日行為をしたばかりの布団の上に、幼い子供を寝かせるのは何となく気が引けた。
朝はばたばた出てきてしまったし、蝙蝠はあれで結構適当なので片付けているかわからない。
「人鳥の布団でいいか?」
「せ、狭いですよ?」
「大丈夫大丈夫」
きちんと畳んであった布団をしいてみる。
やはり小さかった。
「はみ出ます……」
「大丈夫だって」
先に布団に入るように促して、自身は電気を消してから、小さな布団に近づく。
寝転がってみると、普通に体が出てしまうので。
「っ」
「大丈夫だろ?」
抱きしめて体を密着させ、布団に入った。
最初体を震わせていた人鳥だったが、そのうち安心したのか震えが止る。
「川獺さま」
「もー寝ろって」
「ここ、キスマークついてますよ」
「あっ!?」
喰鮫か。喰鮫なのか。
「……見なかった事に」
「べ、別にいいですけど……川獺さま」
「何?」
「十四歳未満は、双方の同意があっても強姦扱いですから」
「…………はい?」
もう少し待ってください、と腕の中で可愛らしい声がした。
それから、鎖骨にくすぐったい感触がある。
「……冗談、だよな?」
静かな寝息だけが聞こえてきた。
弟:人鳥。
* * *
寂しそうな幼馴染を甘やかして、不機嫌な後輩をからかって、退屈そうな同期と暇を潰して、話の長い上司に反抗して、可愛い弟を抱きしめて眠る。
そんな日常は、いつまでも続く。
了.
* * * * *
コンセプトはギャルゲです(ここに来て)
個人的にに押さえておきたい要素は上司と妹でした。
特に上司、このキャラが落せないギャルゲは邪道だというのが持論ですので、海亀受が苦手にも関わらず書きましたとさ。おそまつ。
すみません、とても楽しかったです。選択式小説とかにして擬似ゲーム風にしたいぐらい楽しかったです。
でも自重。最近良くこの言葉使います。お付き合いいただきありがとうございました。
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