日々考えている事とか考えていない事とか。
各種ネタバレ取り揃えております。
人間人間3、刀語十二巻まで読了。
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元気に眠い。最近精神に余裕が足りない。友人の戯れが流せなくなってきている。今日は違和感無く対応できただろうか。怒ったりしなければいいんだけどねえ。
拍手返信ー
鎖波さん
鑢姉弟は良いですよねっ! 七七は七実さんがヤンデレで七花が鈍感というおっとろしい組み合わせだと信じて疑っておりません。何しろ量が少ないので自給自足でして、同志がいてくださって嬉しいです。
しかも、な、なんというか、もったいないお言葉の数々ありがとうございます……!
では、拍手ありがとうございました!
うん、あれですよ。なんていうか……正直に言うなら、鳳凰総受の続きが浮かばないってって言うか(正直に言うなよ)(隠せよ)……あの、なので、先に人喰やります……途中に割り込めちゃってごめんなさい。
人喰で……ちょっと人鳥君を黒めにしてやりたいというか……(今日やけに口調が煮えきりませんね)
拍手返信ー
鎖波さん
鑢姉弟は良いですよねっ! 七七は七実さんがヤンデレで七花が鈍感というおっとろしい組み合わせだと信じて疑っておりません。何しろ量が少ないので自給自足でして、同志がいてくださって嬉しいです。
しかも、な、なんというか、もったいないお言葉の数々ありがとうございます……!
では、拍手ありがとうございました!
うん、あれですよ。なんていうか……正直に言うなら、鳳凰総受の続きが浮かばないってって言うか(正直に言うなよ)(隠せよ)……あの、なので、先に人喰やります……途中に割り込めちゃってごめんなさい。
人喰で……ちょっと人鳥君を黒めにしてやりたいというか……(今日やけに口調が煮えきりませんね)
* * * * *
「さ、ささ、寒い、ですね――」
指先を暖めるように息を吐き出した。傍らに立った喰鮫は、笑ったまま「そうですね、そうですね、そうですね、そうですね」といつも通り言葉を繰り返す。
「暖めてさしあげましょうか?」
ふざけたようにそう言ってから、喰鮫は人鳥に腕を絡ませた。
その抱擁を享受しながらも、人鳥は小さく抗議の声を上げる。
「く、喰鮫さまの方が冷たいです……」
「人鳥が暖かいのですよ。子供は体温が高いですからね」
「こ、子供扱い、しないでください……」
別に良いじゃありませんか、と笑う喰鮫。
「子供は子供ですよ。それとも人鳥は子供ではないのですか?」
「子供じゃ……な、ないです」
「ならば大人なのですか」
からかうような口調だった。
少しだけ意地になったように、人鳥は肯定を返す。
「ぼ、僕はもう、大人ですよっ」
「それは失礼致しました」
くすくすくす。漏れる笑い声に少しだけ嫌そうな顔をする人鳥を微笑ましそうに見つめてから、喰鮫は身を屈めた。体を折り曲げ、鼻先が触れるほど近くにまで顔を近付ける。
「そうですね。接吻の一つでもしてくれたら、大人だと認めるかもしれませんよ」
そういうと人鳥は慌てたように顔をあげ、顔の近さに怯えたように俯き、それからもう一度顔をあげて。
「いいんですか?」
にっこり、と笑った。
気温の所為でなく、空気が凍る。
「な」
答えを返す暇はない。
「っん……」
柔らかく、暖かい感触が唇を押さえ込む。ただそれを楽しむ余裕はなく、すぐに舌が侵入してきた。口内を舐め取るように動かすと、歯が掠る程に互いが近づきあう。頭部は伸ばされた小さな手に押さえ込まれていて、その力は皮肉なことに、とても子供の力とは思えなかった。
「……っ……ぁ」
舌が開放され、銀色糸が引き、名残惜しそうに切れる。
「どうですか?」
少しだけ誇らしげに笑ってみせる人鳥に「わかりましたよ」とだけ溜息を吐く。それを聞いて、簡単に表情を輝かせる人鳥を見て、やっぱり子供だなあなどと日和っている、と。
「じ、じゃあ、部屋に行きましょうか?」
凍った空気が、決壊した。
「何しにです?」
「大人な事をするために、です」
だって僕は大人なんでしょう? と子供らしく笑う少年を見てから、自分の逃げ場はあるのかどうか、ゆっくり辺りを見回した。
* * * * *
勿論逃げ場はないよ! 人鳥君は本当、将来有望株ですよね。
時に前から疑問に思ってたことがあるんですが、キスの興奮って精神的な物なんですかね、肉体的な物なんですかね(またどうでもいいことを……)
「さ、ささ、寒い、ですね――」
指先を暖めるように息を吐き出した。傍らに立った喰鮫は、笑ったまま「そうですね、そうですね、そうですね、そうですね」といつも通り言葉を繰り返す。
「暖めてさしあげましょうか?」
ふざけたようにそう言ってから、喰鮫は人鳥に腕を絡ませた。
その抱擁を享受しながらも、人鳥は小さく抗議の声を上げる。
「く、喰鮫さまの方が冷たいです……」
「人鳥が暖かいのですよ。子供は体温が高いですからね」
「こ、子供扱い、しないでください……」
別に良いじゃありませんか、と笑う喰鮫。
「子供は子供ですよ。それとも人鳥は子供ではないのですか?」
「子供じゃ……な、ないです」
「ならば大人なのですか」
からかうような口調だった。
少しだけ意地になったように、人鳥は肯定を返す。
「ぼ、僕はもう、大人ですよっ」
「それは失礼致しました」
くすくすくす。漏れる笑い声に少しだけ嫌そうな顔をする人鳥を微笑ましそうに見つめてから、喰鮫は身を屈めた。体を折り曲げ、鼻先が触れるほど近くにまで顔を近付ける。
「そうですね。接吻の一つでもしてくれたら、大人だと認めるかもしれませんよ」
そういうと人鳥は慌てたように顔をあげ、顔の近さに怯えたように俯き、それからもう一度顔をあげて。
「いいんですか?」
にっこり、と笑った。
気温の所為でなく、空気が凍る。
「な」
答えを返す暇はない。
「っん……」
柔らかく、暖かい感触が唇を押さえ込む。ただそれを楽しむ余裕はなく、すぐに舌が侵入してきた。口内を舐め取るように動かすと、歯が掠る程に互いが近づきあう。頭部は伸ばされた小さな手に押さえ込まれていて、その力は皮肉なことに、とても子供の力とは思えなかった。
「……っ……ぁ」
舌が開放され、銀色糸が引き、名残惜しそうに切れる。
「どうですか?」
少しだけ誇らしげに笑ってみせる人鳥に「わかりましたよ」とだけ溜息を吐く。それを聞いて、簡単に表情を輝かせる人鳥を見て、やっぱり子供だなあなどと日和っている、と。
「じ、じゃあ、部屋に行きましょうか?」
凍った空気が、決壊した。
「何しにです?」
「大人な事をするために、です」
だって僕は大人なんでしょう? と子供らしく笑う少年を見てから、自分の逃げ場はあるのかどうか、ゆっくり辺りを見回した。
* * * * *
勿論逃げ場はないよ! 人鳥君は本当、将来有望株ですよね。
時に前から疑問に思ってたことがあるんですが、キスの興奮って精神的な物なんですかね、肉体的な物なんですかね(またどうでもいいことを……)
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