[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
そうしたら「え、じゃあきら☆すたって知ってる? それ知っとんのやったら萌えオタっちばいー^^」
それはらき☆すたじゃないのかと小一時k(ry
「きらすた? 何それ? きらきらスターの略?」
だからそれはらき☆すただと(ry
ただつっこんだら私がオタク扱いされる事が目に見えてましたので沈黙を保ちましたが。
今日は大量に短文upしたい。予定は未定です。
何かですね、鬼畜蝶々さんという新ジャンルに挑戦した(ry
とにかく鳳凰総受がどうにかなったら下の蝙+七はどうにかしようと思います(どうにかってどう……)
ていうかもう何だ! 私神受苦手だな! まとまってくれないぜ!
と喚きながらも神総受の6。……後二回ぐらいで終わればいい。
* * * * *
「……どうかしたのか?」
「特にどうしたというわけではないのですが」
残りの頭領達が、とにかく誰か事情を知る物を探そうと出て行った後(ちなみに鳳凰はこの姿を晒す事を断固として拒否した)、何故か一人、戻ってきた喰鮫。
前回が前回だったので、鳳凰は何時でも逃げれるように体制を整えている。
喰鮫はそこで残念だとばかりに溜息を着くと、手元から何かを差し出した。
「喉でも渇いたのではないかと思いまして、飲み物を持ってきてさしあげただけですよ」
「そう……か? すまなかったな」
「いいのですよ。ほら、お飲みなさい」
差し出された器に、社交辞令で口をつける。
ぐい、と煽った所で、視界が揺れた。
「!?」
ぐらりと頭が急に重くなり、倒れかけた均衡を何とか戻す。
何事かといぶかんでみると、喰鮫が楽しそうに言った。
「若返ると酒に対する耐性も弱くなるのですね」
「く……ざめっ」
「毒を盛った訳でもあるまいし、落ち着いてくださいよ、貴方らしくもない。酒を呑ましただけではありませんか」
まあこれから何をするかなど約束はできませんけどね、と言い切った喰鮫が鳳凰に駆け寄ったとき。
別に人鳥でもないというのに、運が良いのか再び邪魔が入る。
「……喰鮫、お前、何しちゃってんの」
「おや、蝙蝠。随分遅かったのですね。貴方も混ざります?」
「きゃはきゃは、何でおれがお前と戯れちゃわねーといけねえんだよ」
「そこは接待と言う事で」
「やだっての……つーかあんた、大丈夫か?」
喰鮫をひっぺがして、鳳凰に駆け寄る蝙蝠。
眼前まで来て、漸く気がついたように首を傾げる。
「うん? 鳳凰に似て……ってんなわけないか」
「実は鳳凰の隠し子なのですよ」
「きゃはきゃは、マジで?」
「ちがう!」
我は鳳凰だ、と呂律の回らない口調で言う鳳凰に、再び蝙蝠は首を傾げた。
「……どう言う事だよ、喰鮫?」
「まあまあ、細かい事は気にせずに」
と、喰鮫が鳳凰に触れた瞬間、容赦のない蹴りが飛んできた。
つづいて、つっこみというより単に怒号な蝶々の声。
「何やってんだあんたは!」
「……痛いですね、痛いですね、痛いですね、痛いですね」
「あ、鴛鴦に蝶々」
蝙蝠と同じく事情を知らない鴛鴦は、首を傾げた。
「蝙蝠、結局どう言う事なのかよくわからないんだけどさ……あんた分かる?」
「きゃはきゃは、おれも今来たばっかだから知らねえよ。ただ――」
蝙蝠の指がゆっくりとのばされる。
それにあわせるように、緩やかに視線を移動させた鴛鴦は、蹲っている青年を見て、目を見開いた。
「あれ、鳳凰らしいぜ」
蝙蝠の解説になっていない解説の言葉を聞き流し、鴛鴦は鳳凰の元に駆け寄る。
「ほ……おう、さま?」
「あ、鴛鴦、それは――」
喰鮫への制裁を終え、蝶々が説明をしようと口を開いた。
だが、その声は遮られて、
「……可愛い……!」
鴛鴦のはしゃいだ声が響いた。
「なっ!? ちょ、鴛鴦!?」
「ほ、鳳凰様が若くなってる……! あたしより小さくなってる……!」
「鴛鴦落ち着け! ていうか待て、抱きつこうとするな! それは駄目だろうがぁあああ!」
「ごめん蝶々……だって、鳳凰様が……」
「鳳凰の所為にするなよ……!」
「懐かしい……昔から鳳凰様優しかったの」
「俺のいない頃の里を懐古されると凄まじく虚しくなるんだが! 後どさくさに紛れて襲おうとすんな喰鮫! お前復活早いんだよ! くそっ……完全に主旨が見えねえ! 悪いが、それ持って逃げてくれ、蝙蝠どの!」
「……なんつーか、混沌って感じだよな」
蝙蝠は素早く鳳凰を担ぎ上げると、そのまま部屋を抜け出した。
「「あ」」
標的を連れ去られた二人は、しばらく沈黙した後、
「何でこっち睨むんだよ!? 俺悪い事してねえよな!?」
* * * * *