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日々考えている事とか考えていない事とか。 各種ネタバレ取り揃えております。 人間人間3、刀語十二巻まで読了。
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甘い話が書きたい。
書きたいのだけれど、何か書いてると自分で死にそうになるから大変だ(←)
何か甘すぎると引かれそうな予感もするしね……蝶鴛なんかは迷わず甘くできるんですが。
特に左鳳左とか、七実さん関係のカプとか。うん何を心配してるかって 蟷 七 で す が 。

何気にラブかったら私が楽しいだけなんだけどね。
でもその楽しいってのが創作の根本的な理由になっていることは否定しがたいものがある。

七実姉さんはノリと嫌がらせで兄さんを誘ってそうなイメージが常につきまとっています(酷いな)
だって姉さんエロいんだよ……!
蟷螂さんは自覚あるなしに関係なく、間違いなく惚れてるっつー設定ですが。我が家の蟷七は。
七実さんの側は本気だったり嫌がらせだったりからかいだったり、幾つか混ざってたりする。



蝶々受けも考えたのだけれどね。
一番に出たのが喰蝶で、蜜蝶、鴛蝶と来て総受まで考えた(範囲広いな……)
性別反転の鴛蝶←喰を考えたのが個人的に楽しかったです(……)
あ、喰鮫さんは反転してないですけど。
正直蝶々さんノンケなイメージが付きまとうから、襲われ受けしか浮かばなかったりする。



後何故か川獺総攻書いてみたくなった。
書いてみたいのだが、そんな男性向けエロ本チックなハーレムい話BLバージョンを書いたら私の人格が疑われそうな予感がびんびんしている。うん、ていうかそろそろ自粛しろ自分。
何でこんな子に育っちゃったかな……ors


希望メモ。

・バンプのキャッチボールで左鳳の現パロ。
・蝶々受け話。
・川獺総攻話(……やっぱ希望には入れるのね)
・オリまにで任務物。
・何か裏(←)
・人鳥受け話。(ただ下手すると犯罪沙汰)


その前に連載完結させないとだけどね。

それでは蟷七妊娠話を続きに。
そういや日記で書いた話ってまとめたほうがいいのだろうか。面倒くさくなっている(←)
この連載はまとめたいけれど。
日記読んでいない方の方が多いだろうから、そっちのほうが良い気もする。

* * * * *

「………………」

いつもどおり、定時を過ぎつつも会社に残って仕事をしていたところ。
メールが届いて、呼び出された。
場所は病院。
故にここは病院で、その待合室だった。


「お待たせいたしました」
「……何だったのだ」
「ええ、大変申し上げ易いのですが」

女は簡単に「孕んではいなかったようです」とだけ言った。





「投与された薬でホルモンバランスが崩れた?」
「と、言っていました。妊娠と誤診されたのもその所為だそうです」
「その検査の時に、気付けなかったのか」
「科が違いますから、検査の時に掛かった医者は違うのですよ。当たり前でしょう」


とりあえず、蟷螂の家にて。
最初のときと同じように、向かい合わせで話し合う。
ただ前回とは違い、茶番の後始末感が満々だったが。
双方に怠惰な感じが滲み出ている。
割とどうでもよさそうな雰囲気だった。


「……とりあえず、良かったな」
「全くです。貴方も良かったですね」
「……全くだ」
「お騒がせしました。でも、結構楽しかったのではありませんか?」
「何故そう思う」
「蟷螂さんは、私の事があまり嫌いではないからですよ」
「……初耳だな」
「でしょうね」

溜息を吐いて、女の前に提出前の婚姻届を晒した。
女もまた溜息を吐くと、それを両手で持ち、

「………………」
「………………」

びりびりと、丁寧に、無駄な程丁寧に、これから捨てるのだろう髪を破っていく。
A5の紙が、A4に。
丁度証人の署名欄が切り取られた形になった。
そちら側は机においておいて、婚姻者の署名のある方の紙を更に握り、丁寧に破る。
真っ二つ。
左には夫の名前、右側には妻の名前。
そして、

「…………?」

夫になるものの名前――蟷螂の署名のある方を折りたたみ、懐に仕舞った。
そして黙って、妻になるものの名前――自分の署名のある側を、差し出してくる。

「何がしたい」
「いえ、折角ですから記念にと思いまして」
「記念する事か……?」
「本当の事を言うと、将来蟷螂さんが結婚なさるときに、相手の方に見せてあげようかと思っています」
「………………」

結局嫌がらせのようだった。
しかたなく、女の差し出す紙を受け取り、己の懐に同じく仕舞う。

「賢明な判断ですね」
「ぬし相手に大したアドバンテージになるとも思えぬが」
「賢明な思考ですね」
「……馬鹿にしているように聞こえる」
「馬鹿にしていますから。知っていますか、元が愚かしいから賢明な思考をするのですよ」
「悪かったな」
「いえ。元が愚かしい上に暗愚な思考をするよりは好きです」

くすくすと言う声が聞こえたので「そろそろ帰ったらどうだ」と勧める。

「やけに早いですね?」
「下手に巻き込まれたくないからな」
「悪かったとは思っていますよ。まあ、悪いのが私ですから、当然と言えば当然ですけれど」
「……いいから、そろそろ帰れ。送るぐらいはしよう」
「ああ、ところで蟷螂さん」

生理不順その他諸々を解消するために、今日病院で新たに薬を打ってもらったのですよ、と女は言った。

「そうか。それは良かったな」
「ええ。ただ一つ問題がありまして、崩れたホルモンバランスを戻さなければならなかったものですから」
「?」
「現在、エストロゲン――女性ホルモンと言った方が知られていますか。それが増加している状況なのですよ」
「それが?」
「女性ホルモンの増加は、女性の性活動を促進させます」
「…………それが?」
「落すなら今ですが、という話をしています」


鑢七実はとても悪そうに――同時に酷く扇情的に、笑った。




<了>

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