[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
冥土語の締め切りを仮決めしました。
決めたりするの本当は苦手なんですがね。責任が怖いから(嫌な奴だな)
何はともあれコーラスコンクールだ。何か力入れられてる学校行事だ。音痴はどうすれば。
ぶっちゃけサボりたいとか思ってるんですよ、練習。
だけど頑張ってる子が居るのを見るとサボりたくてもサボる気になれない。
普段きびきびした姉御肌の女の子が「……どうせ、練習しようとしても皆やってくれないんだろうけどね……」とか少し悲しそうに言うと、こいつ何時の間に私の好みを看破したのかと思う。心臓早鐘。
そして今日も生理で頭痛腹痛のダブルコンボだったのに最後まで練習につきあってしまった。駄目だこいつ。
「珀って将来絶対貢ぎそうだよね」「ヒモつきになりそうだよね」「で身を滅ぼすんだよ」「すげえ見たい!」
ごめんよく言われる。
乙女ゲーもいいと思いますが、私はギャルゲーも結構好きです(←)
クールビューティーかツンデレかどっちかから落すのが好きなんだ。後幼女。
途中から口説くの面倒になってそのまま押し倒せ! とか思い始めますが(……)
……百合ではないよ。
女の子好きだけど。
いや、何が言いたいのかわからなくなってきた。
あ、亜芽君に私信。
これがしたかったのか。
お前の方程式間違ってるぞ。
愛のある裏だってあるよ。というかそっちのが絶対多いはずだろう。多分。
更新頻度を減らそうかなと思った。
勉強しないと不味い。待ってろ大学受験。まだだけど、来るのよね……。
続き。蟷七妊娠話の続き。開き直った感がある(←)
ていうかどうしても七蟷って書きたくなる。
* * * * *
耳障りな水音が響いている。
夜で、男女が二人きりで、水音と言えば何か思いつきそうな物だったが、生憎色っぽい事情はない。
ただ、女が嘔吐を繰り返しているとそれだけなのである。
突然立ち上がりトイレの場所を聞いてきて、駆け込んでから随分時間が経った気がするのだが、どうだろう。
何かした方が良いのかと思って後を追おうとしたら、短く拒絶させた。
例え短くとも、深い拒絶だったのだが。
根が深いと言うか、後に曳くと言うか。
逆らったら何が起こるのかわからないという意味で。
「………………」
子を孕んだのだそうだ。
自分の所為かも知れないらしい。
殆ど言いがかりだし、女自身もそれは気がついているのだろう。
ただの嫌がらせか。
しかし、誰の子なのかという問題は残る。
それは自分が考えるべき物ではない気もするが、放っておく気に余りならなかった。
「………………」
立ち上がり、部屋に向かって箪笥を開ける。
中に収納してあったタオルを取り出して、真直ぐに女の居る場所へと。
平気そうな顔の割、苦しそうに胃液を吐き出していた女にタオルを手渡した。
女は不愉快そうに眉根を顰め、しかしタオルは受け取って唇を拭く。
一段落ついたのだろう、溜息の余裕が出てきていた。
「来るなと言った筈ですが」
「悪かった」
「………………」
作り物のような表情でゆっくりとこちらを睨みつけ、汚れた部分を内に畳んだタオルを押し付ける。
慣れた手つきで自らの胃液を処理して、何も言わずにリビングへ戻ってしまった。
仕方がないので洗面所に汚れたタオルを持って行き、後で洗おうと放置する。
同じくリビングに戻ろうと扉を開いた瞬間、鈍い感触が額にあった。
続けて足に何かが直撃し、どうやら本(しかもハードカバー)を投げられたようである。
こんなものか、と思った。
慣れてしまった自分が悲しいと言えなくも無い。
「責任、取っていただけますか」
女はこれ以上ないほど邪悪な笑みを浮かべている。
ただの嫌がらせが、目的を持った苛めに感化されていた。
「構わぬが」
「は?」
回答には眉を顰められる。
そこで驚いた仕草の一つでもすれば可愛げがあるのに、と。
いや、これは彼女なりの驚愕の表し方か。
「責任をとってやろうと言ったのだが?」
「……貴方って、何と言うか」
色々失格してますね、と見下したように彼女は言った。
* * * * *