忍者ブログ
日々考えている事とか考えていない事とか。 各種ネタバレ取り揃えております。 人間人間3、刀語十二巻まで読了。
<<10/123456789101112131415161718192021222324252627282930/12>>
[307]  [306]  [305]  [304]  [302]  [301]  [300]  [299]  [298]  [297]  [296
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

いいわけだね。
どうでもいいんですが、沈黙を守る為なら会話の自由はいらないと思いました。
自分がこの世で一番怖いのは、今のところ人の怒声であります。罵声より怒声。
自分に向けられてなくても怖いんだもの。私のいない所で争って欲しいわマジで。
怒鳴り声を聞くとそれだけで動悸が激しくなり吐き気を催します。大人になる前に治したいところ!

リク表
・喰鮫総攻or鳳凰総受
・反転刀語学パロ百合
・左鳳
・人喰
・蟷七or鳳七

何がしたいかって、学パロ百合でカップリングが思い浮かばなかったから喰鮫さんに片っ端から食べていただこうと言うわけですよ(手前……)
いや、流石にミックスとか失礼にも程があるので(というかリク主さんがにょた百合嫌いだったら失礼以前に死んだ方がいい)鳳凰総受もちゃんと書きます。

まあ、あくまで反転学パロ百合がメイン消化というわけで。百合総攻、一発目喰蜜。微裏注意。

* * * * *

「早く片付けましょう、喰鮫さん」

蜜蜂は軽々と器具を持ち上げると、喰鮫にそう声を掛けた。
放課後、ちょっとした委員会の仕事で、体育に使う器具の整理をしているのである。
「そうですね」と頷いた喰鮫と共に、さほど遠くない距離を歩き、体育館倉庫へとたどり着く。
喰鮫が扉を開けてくれたので、まず先に入って、収納場所を探す。

「多分ここでいいんですよね」
「――――」
「喰鮫さん?」

体育館倉庫に入り、器具を置く。
返事が無いのをいぶかんで振り返ると、入口付近で喰鮫は酷く難しそうな顔をして一点を見つめていた。

「喰鮫さん? 何かあったんですか?」
「蜜蜂。貴方――」
「はい?」
「いい腰してますよね」
「…………」

コメントができない。いや、コメント以外にすることがありすぎる。
そう、何故なのかはわからないのだが、その瞬間蜜蜂は人類の限界を超える速度で自分の存在する空間を認識し(主に出口と逃げ道と喰鮫の位置関係について)認識した刹那、絶望した。

「……喰鮫さん、もう直せましたし、戻りましょう」
「ええ、そうですね」

言葉で同意しながら、何故か喰鮫は体育館倉庫に一歩踏み入った。
そして本当の本当に何故か、後ろ手で軽く扉を閉める。

「あーえっと、喰鮫さん」
「何です、蜜蜂」
「何で閉めるんですか?」
「開けたら見えてしまうではないですか。視姦されたいならその限りではありませんが」

開けましょうか、と問われたので、そこには答えずに一歩下がろうとした。
したのだが、積み上げられたマットが邪魔で動けない。
どころか、躓いてマットの上に座り込む形になる。

「喰鮫さん?」
「思うにですね、女学生の体操服と言うのはもう少し自粛をするべきです。ブルマをやめたからと言ってこれでは何の解決にもなっていません。特に夏服です。半袖半ズボンから惜しげもなく晒される四肢の何と清らかなことでしょう。体に密着するタイプというのもいただけませんね、いただけませんね、いただけませんね、いただけませんね。頭から水をかけてやりたい衝動にかられます。大きくとは言いませんが、襟元が開いているのも問題ではありませんか? 伸びる生地ですから腕なんて突っ込み放題で――」

喰鮫の言葉がどんどんと不穏な方向に向かっていくところで、蜜蜂が声を上げた。

「あ、あの――喰鮫さんの女子の体操服に対する熱意はわかりました。今僕が正にその体操服に身を包んでいるとかまあそれはおいといて、そもそも喰鮫さんも着てるんですけどそれもおいといて、わかりました。わかったんですが、あの、外に出ませんか?」

喰鮫は哀しそうに首を振る。

「少しもわかっていませんね、蜜蜂。体操服は簡単に着替えが出来るように作られています。たかだか十分程度の休み時間で着替えて移動しなければならないのですからこれは当然でしょう。着替えやすい――これは即ち脱がし安いと言う事でしょう?」
「なんなんですかその意味深なワードチェンジ!」

距離がどんどんと詰められる。
逃げようとマットに這い上がったところで、やってきた喰鮫に足を引っ張られた。
当然バランスを崩し、マットの上に倒れこむ羽目になる。

「体育館倉庫のマットというのは何の為にあるのか知っていますか、蜜蜂」
「マット運動をするためです!」
「それは倉庫から出した時です。いいですか、体育館倉庫にあるマットは」

わたしの為にあるのです――と普段なら笑いどころかつっこみどころな台詞だが、そこに押し付けられている蜜蜂には恐怖の宣告だった。

「喰鮫さん……ここ、学校です」
「体育館倉庫は生徒に解放されています。性的な意味で」
「されてませ……っ!」

喰鮫の手が動いた。

「本当あなた腰が細いですね――羨ましいです、羨ましいです、羨ましいです、羨ましいです」
「ちょ……っ腰……やっ……ぁ!」

体操服(下)のゴムを伸ばして腕をつっこみ、そのまま腰の形を確かめるように撫でまわす。
浮き出た骨を指が這うと、逃げるように腰が浮いた。

「蜜蜂!?」

そこで、喰鮫の慌てたような声。

「はっ……ぁ……?」
「あなた今だにスポブラなんてつけてるんですか!?」
「! べ、別にいいじゃないですか!」
「スポブラでよく間に合いますね!?」
「う、煩いですよ! 喰鮫さんみたいに大きい人の方が珍しいんですからね!」
「確かにE以上は貴重かもしれませんが、その年でAは寧ろ希少価値ではないのですか」
「う……い、いいんですよ、小さいと楽ですし……」
「それは胸が大きくて苦労してから言うべき台詞です」
「う……っ」

仕方ありませんね、と喰鮫は溜息を吐いた。

「わたしが大きくしてさしあげましょう」
「え、いや、結構で……ぁんっ!」
「胸が小さいほうが感度がいいというのがガセかも調べましょう」
「ぼ、僕でやらな……っで、くださぁ……っ」
「揉み方も教えますから風呂で実践してみてください。きっと二週間ほどで効果が見られる筈です」
「やり……ませ、ん……っ」
「ああ、いいのですよ遠慮しなくて。わたしは風呂場でやるべきかやらないべきか顔を真っ赤にして葛藤しているあなたを妄想してオカズにしますから、報酬はそれということで」
「!? ゃ……い、ざめさっ」
「そんな顔して人の名前を呼ぶのは危険ですよ、蜜蜂。誘っているのかと思われます」

大丈夫ですよ、と喰鮫は結ぶ。


「体育館とは運動をする場所でしょう。これだって立派な運動ですからね。楽しく汗や涙や愛液やらを流して運動いたしましょう」
「今、なっ、か……変な言葉、が」
「ふふふ。気のせいですよ」
「ぜった、違……っ」



ステージ1:体育館倉庫。


* * * * *

喰鮫さんが変態なので気をつけて下さい(遅い)
学校のエロスポイントですよね、体育館倉庫。後体操服。
ブルマはあれ何で廃れたんでしょうね。小学校の頃履いてた記憶がありますが……
PR
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
プロフィール
HN:
性別:
女性
バーコード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
ブログの評価 ブログレーダー
忍者ブログ [PR]

design by AZZURR0