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日々考えている事とか考えていない事とか。 各種ネタバレ取り揃えております。 人間人間3、刀語十二巻まで読了。
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ひめさゆ同盟さまが出来たそうですよ。
某方の仕事の速さに脱帽。
上のアイコンは捧げさせていただきました。クリックで同盟さんへ。
背景のクオリティにビビります。


昨日は更新無理でした。
とある人に「あんたが喋ると不愉快になるから一生黙っててよ」と怒鳴られてへこんでいました。
私が悪いんですけどね、根本的には。



追記。


……私ツンデレじゃないですよ……!(今更某方の日記を発見してびびる)(いや今オリ関連はたまにしか見に行ってないから)(しかし三日も前の記事に反応するなと言う)
ツンデレじゃないんだ……! ああ本当どうしよう、勘違いしないでっていいたいけど言った瞬間キャラの方向がツンデレで固まる……!
ツンデレじゃないんですよ……(結局こういうしかない)


後某ちゃん。人の事襲われ受って言うのやめて^^^^^^
どちらかと言えば自分はへたれ攻なんだと信じてる! いや信じてどうするって感じだけど!


中々刀語が書けないので、こういう時は好き勝手書くことにします。
というわけで追記に喰鴛(蝶鴛)を書きます。多分続く。
えっと……直接描写はないですけど、裏いので注意。喰鮫さんが嫌な人っぽい。
あんまり言うとネタバレになるから注意しづらいのですが、とにかく注意。
NLで無理矢理裏が嫌いな人は駄目だと思います……私もあんま好きじゃないんですが……うん。

タイトルは某巨匠の幻想曲の番号より。いや、ケ.ッ.ヘ.ル.番号だから某にする意味はない気もしますが。

* * * * *

突き出された拳は軽く額に当たって停止する。伸びてきた腕の向こう側にいる男を睨むと、男は「どうかしたのですか」と微笑んで見せた。
 
「どういうつもりだい?」
「ふふふ――どういうつもりだと思いますか」
「知るわけ無いだろ。ふざけてるなら行くよ」
「貴方に贈り物をと思いまして」
 
男の拳が開かれる。舞い散る花弁を見る追憶。実際に散ったのは、花弁ではなく血のように赤い、
 
「――臙脂、水晶?」
「誰のだと思います?」

 
意地悪げに聞く男。それはつまり問うているのだ。
一体誰が死んだのか、と。
 
「あんたのかしら?」
「何故そうなるのですか」
 
面白い冗談でも聞いたという風に男は笑う。そして繰り返してみせた。
 
「誰のだと思います」
「――誰なのよ」
 
一体誰が死んだのか。臙脂水晶は頭領だけに与えられる物だ。今日は鳥組に任務はなかった。獣組もなかっただろう。喰鮫はこの調子だし、ああそうだ、確か今日は――

 
「誰のだと、思います?」
 
ぐい、と男の顔が近づいてくる。
ああ、まさか、まさかと胸が気持ち悪くなった。
 

「あなたの愛する彼のですよ」
 
耳元に囁きかけられる。鳥肌が立った。それは耳にかかる吐息の所為か、それとも男の言葉の所為か。
 

「ちょう、ちょう――?」

 
紡ぐ言の葉を楽しそうに見つめ、男は正解だと笑った。
双眸から涙が溢れる。全身の力が抜ける。崩れ落ちる。男の腕に抱きとめられる。嗚呼、気持ちが悪い。
 
「ああ、可哀相ですね――可哀相ですね、可哀相ですね、可哀相ですね」
「るっさ……い……っ」
 
放しなさいよ、と絶え絶えに言えば体の重みに従って、地面に体が接触する。
ただ願いは聞かれる事なく、男は自分を放していない。

下敷きになった男の骨が軋む。
上乗りになった男の顔が歪む。
 

「可哀相な鴛鴦」
「どい、てよ――」
「蝶々もいない事ですし、誰に憚る事もありませんよね?」
「なに、」
「わたし、あなたの事が好きなのですよ?」
「! っや――」
「鴛鴦。意味の無い抵抗なら、しない方がマシだと言うものです」
 
噛みつくような口付けに、本気で噛み付き返した。くつくつと喉のなる音。
 
「大丈夫ですよ――他の事など考えられない程、強く抱いて差し上げますよ?」
「そういう問題じゃ、ないでしょうが……っ」
「終わった後の罪悪感が嫌だというなら、一生抱き続けてあげます」
「や――や、だ、ちょうちょ……っ」
「ああ、いいですね。目を瞑りなさい鴛鴦。蝶々に抱かれたと思っていればいい。自慰の一種だとでも思えばいいでしょう」
「……っ……や」
 
嗚呼、だけど――最低な事に、本気で拒絶できなかったのが、本当のところだったのかもしれない。
その時自分の脳は、事実何も働いていなかったのだから。


* * * * *
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