日々考えている事とか考えていない事とか。
各種ネタバレ取り揃えております。
人間人間3、刀語十二巻まで読了。
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リク表
・私×熊の少女
・ろり先輩
・蝶々受けBL
・喰鮫総攻or鳳凰総受
・学パロで銀白→白銀
・反転刀語学パロ百合
・七七
・否左反転
・川獺総攻
・蝶鴛
・蝙蝠受
・蜜蟷
・反転否左
・喰蝶
・左鳳
・蟷七
・人喰
・錆蝙
蝙蝠さん祭に便乗して錆蝙行きますよう。
蝙錆は書いたことあるのに錆蝙は何気に初めてなんだぜ。
……難しかった。最早「蝙」呼びは公式の域だと思ったのでお借りしました。いえい(いえい違う)
・蝶々受けBL
・喰鮫総攻or鳳凰総受
・学パロで銀白→白銀
・反転刀語学パロ百合
・七七
・蝶鴛
・反転否左
・左鳳
・人喰
・錆蝙
蝙蝠さん祭に便乗して錆蝙行きますよう。
蝙錆は書いたことあるのに錆蝙は何気に初めてなんだぜ。
……難しかった。最早「蝙」呼びは公式の域だと思ったのでお借りしました。いえい(いえい違う)
* * * * *
欲望を募らせる事には果たしてどれほどの意味があるのだろうか、と。
使い慣れた刀を腰に戻し、錆白兵はそう思考する。
剣聖と呼ばれた。日本最強と呼ばれた。
慕うものは数知れず、己の傍に人影は絶えない。
絶えないというのに、何処か物寂しい。
結局自分が誰かだと認識できるのは、ただ一人なのだ。
後は等しく有象無象で――だから、物寂しい。
「錆」
世界が暗黒に染まる。
彼の瞳のように、真黒に染まる。
それはただ光が消えたという事実だけを示していて、
しかし彼の声が聞こえたのだからもういいだろうと思ってしまった。
「きゃはきゃは、だーれだ」
「蝙でござろう」
「あったりー」
彼は簡単に手を放し、瞬間世界は光を取り戻して――彼の姿が見えた。
ゆっくりと頬に手を伸ばし、そのまま接吻を。
彼はそれを優しく受け止め、体に腕を絡ませてきた。
「何か、あったのでござるか?」
「何かあったと思うか?」
* * *
「……おい、マジで何があったんだ」
「おお、蝙ではござらぬか。拙者の日課の日記付けでござる」
「きゃはきゃは、日記と書いて妄想って読むのか」
「これは明日の予定でござる」
「子猫ちゃん、ちょっと借りるぜ」
「?」
「ちぇりおぉおおおお!」
現役真庭忍軍頭領の突きが炸裂した。
本家本元奇策士と違い、下手すれば死ぬような攻撃だった。
「く……愛が痛いでござる」
「きゃはきゃは。今の何処で愛を感じやがった、お前」
「日記の自分にまで嫉妬するとは……心配せずとも拙者は蝙「刺すぞ」
笑顔である。
笑顔なのだが、何時の間にか手には苦無が握られていたりして。
その切っ先は錆白兵に向けられていたりして。
「好きだからこそ殺してしまいたい、と。中々強烈でござるな」
ヤンデレという先進的な文化を肌で感じつつ、錆は呟いた。
ちなみに投擲された苦無は刀で避けました。
日本最強、技術の無駄遣い。
「ところで何の用でござるか? 拙者にときめきに来たでござるか」
「何でそんなとがめちゃんに告白するぐらい不愉快な事しに来ねえといけねんだよ」
「普段あんなに陰口悪口罵詈雑言を言いながらとがめどのの事を憎からず思っていたのでござるか!?」
ツンデレという先進的な文化を肌で感じつつ、錆は叫んだ。
ちなみに投擲された手裏剣は刀で避けました。
誰かこいつから剣聖の称号剥奪しろ。
「何でそうなるんだよ。相対的に価値あげてんじゃねーよ」
「ふむ。仕方がないので拙者にときめいてもらうでござる!」
「うぜえ」
「ぐっ……! 拙者の愛を試していると言うなら無駄でござるよ!」
まるっきりストーカー的思考だが、この時代にそんな単語はないので気がつくことはない。
「では手始めに脱がせるでござる」
どん引きだった。
「何でだよ。嫌に決まってんだろーが。何で脱ぐとか思っちゃってんのお前」
「嫌なら刀で斬るだけでござるよ」
「俺ごとかよ」
「拙者ほどの腕があれば服だけ斬ることだって可能でござる!」
「その自信は一体どっから来るんだ?」
「自信ではない。自覚でござる。ちなみに一度とがめどので試行済みでござる」
「ああ、子猫ちゃんの服がやけに分厚いのは伏線か――じゃねえよ。嘘吐くな」
「かたじけない。嘘でござる」
「だろーな」
「だが可能なのは嘘ではないでござるよ」
「止めろ刀構えんな。そもそも、ときめかせたいんならお前が脱ぐべきだろう」
「む。それもそうでござるな。しかし拙者は何もせずともときめかせる事が出来――ああ、蝙は違うとかそういう意味ではないでござるからな。蝙も十分」
「あの、勘違いで気遣いすんの止めてくれる。すっげ不愉快」
「で、結局何の用でござるか」
「きゃはきゃは、お前がわめくから忘れちまった」
「では拙者にときめいてもらうでござる!」
「勝手にときめかせてろ、ばあか」
* * * * *
……収集つかなくなり。ヤマなしオチなし意味なし。ていうか微裏じゃないなこれ。
以前のエチャで「錆が真面目だったら~」って話をしましたので、真面目に書こうとして挫折。
冒頭のイチャラブ錆蝙で微裏にしようと思ったけど気持ち悪くて(どんだけ)
もうしわけない、です……
欲望を募らせる事には果たしてどれほどの意味があるのだろうか、と。
使い慣れた刀を腰に戻し、錆白兵はそう思考する。
剣聖と呼ばれた。日本最強と呼ばれた。
慕うものは数知れず、己の傍に人影は絶えない。
絶えないというのに、何処か物寂しい。
結局自分が誰かだと認識できるのは、ただ一人なのだ。
後は等しく有象無象で――だから、物寂しい。
「錆」
世界が暗黒に染まる。
彼の瞳のように、真黒に染まる。
それはただ光が消えたという事実だけを示していて、
しかし彼の声が聞こえたのだからもういいだろうと思ってしまった。
「きゃはきゃは、だーれだ」
「蝙でござろう」
「あったりー」
彼は簡単に手を放し、瞬間世界は光を取り戻して――彼の姿が見えた。
ゆっくりと頬に手を伸ばし、そのまま接吻を。
彼はそれを優しく受け止め、体に腕を絡ませてきた。
「何か、あったのでござるか?」
「何かあったと思うか?」
* * *
「……おい、マジで何があったんだ」
「おお、蝙ではござらぬか。拙者の日課の日記付けでござる」
「きゃはきゃは、日記と書いて妄想って読むのか」
「これは明日の予定でござる」
「子猫ちゃん、ちょっと借りるぜ」
「?」
「ちぇりおぉおおおお!」
現役真庭忍軍頭領の突きが炸裂した。
本家本元奇策士と違い、下手すれば死ぬような攻撃だった。
「く……愛が痛いでござる」
「きゃはきゃは。今の何処で愛を感じやがった、お前」
「日記の自分にまで嫉妬するとは……心配せずとも拙者は蝙「刺すぞ」
笑顔である。
笑顔なのだが、何時の間にか手には苦無が握られていたりして。
その切っ先は錆白兵に向けられていたりして。
「好きだからこそ殺してしまいたい、と。中々強烈でござるな」
ヤンデレという先進的な文化を肌で感じつつ、錆は呟いた。
ちなみに投擲された苦無は刀で避けました。
日本最強、技術の無駄遣い。
「ところで何の用でござるか? 拙者にときめきに来たでござるか」
「何でそんなとがめちゃんに告白するぐらい不愉快な事しに来ねえといけねんだよ」
「普段あんなに陰口悪口罵詈雑言を言いながらとがめどのの事を憎からず思っていたのでござるか!?」
ツンデレという先進的な文化を肌で感じつつ、錆は叫んだ。
ちなみに投擲された手裏剣は刀で避けました。
誰かこいつから剣聖の称号剥奪しろ。
「何でそうなるんだよ。相対的に価値あげてんじゃねーよ」
「ふむ。仕方がないので拙者にときめいてもらうでござる!」
「うぜえ」
「ぐっ……! 拙者の愛を試していると言うなら無駄でござるよ!」
まるっきりストーカー的思考だが、この時代にそんな単語はないので気がつくことはない。
「では手始めに脱がせるでござる」
どん引きだった。
「何でだよ。嫌に決まってんだろーが。何で脱ぐとか思っちゃってんのお前」
「嫌なら刀で斬るだけでござるよ」
「俺ごとかよ」
「拙者ほどの腕があれば服だけ斬ることだって可能でござる!」
「その自信は一体どっから来るんだ?」
「自信ではない。自覚でござる。ちなみに一度とがめどので試行済みでござる」
「ああ、子猫ちゃんの服がやけに分厚いのは伏線か――じゃねえよ。嘘吐くな」
「かたじけない。嘘でござる」
「だろーな」
「だが可能なのは嘘ではないでござるよ」
「止めろ刀構えんな。そもそも、ときめかせたいんならお前が脱ぐべきだろう」
「む。それもそうでござるな。しかし拙者は何もせずともときめかせる事が出来――ああ、蝙は違うとかそういう意味ではないでござるからな。蝙も十分」
「あの、勘違いで気遣いすんの止めてくれる。すっげ不愉快」
「で、結局何の用でござるか」
「きゃはきゃは、お前がわめくから忘れちまった」
「では拙者にときめいてもらうでござる!」
「勝手にときめかせてろ、ばあか」
* * * * *
……収集つかなくなり。ヤマなしオチなし意味なし。ていうか微裏じゃないなこれ。
以前のエチャで「錆が真面目だったら~」って話をしましたので、真面目に書こうとして挫折。
冒頭のイチャラブ錆蝙で微裏にしようと思ったけど気持ち悪くて(どんだけ)
もうしわけない、です……
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