日々考えている事とか考えていない事とか。
各種ネタバレ取り揃えております。
人間人間3、刀語十二巻まで読了。
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いやだなあ、ドクオっぽい女学生って。
はい、試験前一週間切ってますよ珀です。
母上に「一週間前はPC自粛するよ!(にこにこ)」と言いましたが何故か日記が書かれているという不思議。
自粛はしたがやめるとは言ってないよ、とか言う言い訳は赦されないだろうな。
やりたいものとやらないといけない物リスト。
・33333HITのチーム切ない系話。
・冥土のページ作り。結局自分のイラも晒す事になりそうなのでそっちも。
・刀語×戯言。
・七花+蝙蝠さんのプチ同棲話。
・四巻の錆戦捏造。
・鳳七蟷(姉の方) ただ、男女入り混じった三角関係が苦手なので、相変わらず酷いオチになる。
・否左のキスシーンと裏。
・匂宮雑技団で、只管に兄弟姉妹がいちゃいちゃしてる話。
・久方ぶりに零崎アホ話。
……この辺かなあ。
どうでもいいですが、『七』って表記は姉弟どっちなのかわかりづらいですね。
後、否左を「ひめさゆ」って読んだらやけに可愛いと今日思いました。「さゆひめ」だと人名みたいだよね。
えーっと……後何か考えたっけ……ああそうだ、口癖の話ですよ。
哀川さんなら、刀語二巻の初めの方の口癖たちを言っても格好いい事に気がつきました。
「あたしにときめかせてやるよ」とか言われただけでときめくわアホウ!
「ほら、あたしって誰よりも神に愛されてるじゃん?」とかハマりすぎだと思った。ただしその後に「ていうかぶっ
ちゃけあたしが神みたいなもんだろ?」って続きそうですがね。「神の奴あたしにベタぼれでさー」でも可。
哀川さんはやっぱり最強ですね。
さあ拍手返信だ。
弓井さん
お気に召していただけたようでよかったです! こちらも鳳七という萌えを発掘させていただきましたっ!
蟷→七←鳳いいですね! 今度是非挑戦した(ry ……七実さん大好きなので、これからも増えると思われますが(笑)よろしかったらお付き合い下さい。
では、拍手ありがとうございました!
「M」さん
色々とご多忙の時に、空気読めない拍手すみません(汗) 興奮で思わず……っ!
ま、漫画を描いていただけるなら喜び勇みますが……! 図々しいなんてとんでもないです!
寧ろ是非描いてほs(ry すみません私が図々しいです。では、お互いにオフに余裕が出来ましたら、否左で盛り上がりましょう(笑) 拍手ありがとうございました!
>>戯×刀でリクってもいいですか?舞織ちゃんと~ の方。
おお、勿論okですよ! 舞織ちゃんと狂犬さんですか……思いつきもしないペアでした(笑)
ちょっとネタを練りますので直ぐには無理ですが、明日にでもあげさせていただきたいです。
ただこの二人だと直ぐに戦闘にまっしぐらな予感がしてたりしてなかったりですね……
では、拍手ありがとうございました!
続きに、戯刀(色々打つのが面倒になった模様) 好評のようで嬉しいです。
戯語だと何か収まりがいいかな。
はい、試験前一週間切ってますよ珀です。
母上に「一週間前はPC自粛するよ!(にこにこ)」と言いましたが何故か日記が書かれているという不思議。
自粛はしたがやめるとは言ってないよ、とか言う言い訳は赦されないだろうな。
やりたいものとやらないといけない物リスト。
・33333HITのチーム切ない系話。
・冥土のページ作り。結局自分のイラも晒す事になりそうなのでそっちも。
・刀語×戯言。
・七花+蝙蝠さんのプチ同棲話。
・四巻の錆戦捏造。
・鳳七蟷(姉の方) ただ、男女入り混じった三角関係が苦手なので、相変わらず酷いオチになる。
・否左のキスシーンと裏。
・匂宮雑技団で、只管に兄弟姉妹がいちゃいちゃしてる話。
・久方ぶりに零崎アホ話。
……この辺かなあ。
どうでもいいですが、『七』って表記は姉弟どっちなのかわかりづらいですね。
後、否左を「ひめさゆ」って読んだらやけに可愛いと今日思いました。「さゆひめ」だと人名みたいだよね。
えーっと……後何か考えたっけ……ああそうだ、口癖の話ですよ。
哀川さんなら、刀語二巻の初めの方の口癖たちを言っても格好いい事に気がつきました。
「あたしにときめかせてやるよ」とか言われただけでときめくわアホウ!
「ほら、あたしって誰よりも神に愛されてるじゃん?」とかハマりすぎだと思った。ただしその後に「ていうかぶっ
ちゃけあたしが神みたいなもんだろ?」って続きそうですがね。「神の奴あたしにベタぼれでさー」でも可。
哀川さんはやっぱり最強ですね。
さあ拍手返信だ。
弓井さん
お気に召していただけたようでよかったです! こちらも鳳七という萌えを発掘させていただきましたっ!
蟷→七←鳳いいですね! 今度是非挑戦した(ry ……七実さん大好きなので、これからも増えると思われますが(笑)よろしかったらお付き合い下さい。
では、拍手ありがとうございました!
「M」さん
色々とご多忙の時に、空気読めない拍手すみません(汗) 興奮で思わず……っ!
ま、漫画を描いていただけるなら喜び勇みますが……! 図々しいなんてとんでもないです!
寧ろ是非描いてほs(ry すみません私が図々しいです。では、お互いにオフに余裕が出来ましたら、否左で盛り上がりましょう(笑) 拍手ありがとうございました!
>>戯×刀でリクってもいいですか?舞織ちゃんと~ の方。
おお、勿論okですよ! 舞織ちゃんと狂犬さんですか……思いつきもしないペアでした(笑)
ちょっとネタを練りますので直ぐには無理ですが、明日にでもあげさせていただきたいです。
ただこの二人だと直ぐに戦闘にまっしぐらな予感がしてたりしてなかったりですね……
では、拍手ありがとうございました!
続きに、戯刀(色々打つのが面倒になった模様) 好評のようで嬉しいです。
戯語だと何か収まりがいいかな。
* * * * *
戯言×刀語。
その4、敵キャラ同士で対決させてみた。
「こ、ここどこかな? え、あ、あたし? あたしは絵本園樹だけど……あの、ご、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい! 絵本でごめんなさいぃ……」
「え、ええ? あ、あのあのあのあのあのあの、ぼ、僕の方こそごめんなさい……ま、真庭人鳥です」
「た、対決とかって何なのよ、そ、そんな事言って皆で苛めるつもりなんでしょ、わ、わかってるんだから……」
「え、えと、あの、す、すみません……ぼ、僕、意味もないのに、た、たた対決とかする気はなくて……」
「うああごめんねごめんねごめんね! あ、あたしが悪いのわかってるの、ごめんね……」
「う……ご、ごめんなさ……」
「ごめんなんていって本当は私の事、わ、笑ってるんでしょ……も、もう騙されないんだからね……」
「わ、笑ってな……僕、わ、わわ、笑って何か……」
「し、信じないんだから……だ、だってあなた、に、忍者なんでしょ……あたしみたいな馬鹿な女なんて騙すのか、簡単なんでしょ……」
「ぼ、僕……」
「も、もういいわ、小学校のとき、みたいに……い、苛められる前に苛めて」
「ひっ」
「……ドクターの貫録勝ち。いいから止めるさね、ドクター」
「る、るれろさん……るれろさんもあっちの味方するの、るれろさんは味方だと思って、」
「あたしはあんたの味方だからとりあえず落ち着くさ。そっちのぼうやも撤収しな」
「ほら、人鳥お戻りなさい。泣いてはいけませんよ」
「う、うううっ喰鮫さまぁああ」
「よしよし。それでは第二回戦開始という事で良いのですか、良いのですか、良いのですか、良いのですか?」
「ん……もしかせずともあたしが相手みたいさね。右下るれろ。人形士さ」
「ふふふ……真庭喰鮫。鎖縛の喰鮫ですよ」
「まあ、対決てったって、別に互いに理があるわけでもないし……ドクターも回収したいから、別にいいんじゃないのさ。引き分けで」
「確かに理に叶った意見ですけれど……残念ですね、残念ですね、残念ですね、残念ですね。わたしは既に貴方を殺したくなってしまいました」
「……あたしの知り合いに、言葉を一々繰り返す男がいるけどさ……四回も同じ事言われると、さすがにくどいさ。まあ、それでも構いやしないけど……あたしの負けでいいさ。ドクター、帰るよ」
「るれろさん、ファイトっ」
「何で応援する気まんまんさ!?」
「だ、だって負けたら怖いよ……な、何されるかわからないし……」
「負けたら何されるかって……負けたら負けるだけさね。そんなに本気にならなくても――」
「ところで貴方、るれろと言いましたか? 包帯が中々素敵ですね、素敵ですね、素敵ですね、素敵ですね。少しずつ包帯をとって剥いていくのはさぞ楽しいでしょうね……あ、そちらの貴方は園樹とおっしゃるのですか? 小耳に挟んだ話ですが、その白衣の下は水着だとか。ふふふ、いいですね、いいですね、いいですね、いいですね。どうして女性は下着姿になるのは嫌がるのに、水着姿は晒しても構わないのでしょうか? まあそういう重要な話題は今はおいておくとして、今雨が降っていない事が悔やまれます。一見完全防護を誇るように見えるレインコートの下は全裸と言うそのチラリズムとも言い難いコラボレーションは大変そそられま」
「――ドクター、勝ってくるさね」
「だ、大丈夫……怪我したら治すから、死ぬ気で……あ、違うからね! 死んで来いって意味じゃないからね! お、怒らないで嫌わないでごめんなさい」
「別に怒ってないし嫌ってもないさ……人類最終すら押さえ込めた『人形士』が、物語途中退場の忍者に負けるわけないさ」
「今さり気なく酷い台詞を言われた気がしましたが……まあ、いいでしょう。さあ、貴方の持つ技術と言う奴を存分にお使いなさい。人間を人形に――でしたか? その程度にこの真庭喰鮫、負けませんよ」
「ほう……随分大きな口、叩くさね」
「大げさに言う必要などないでしょう。人間を人形に――ね。そんなもの――殺せばいいだけの、話です」
「あんたもあんたで随分狂ってそうだが……残念さ。あたしのは、操り人形さね――!」
「……これはこれは。中々凄いではないですか」
「お褒めに預かり、光栄さね。さあ、負けを認めて貰うさ」
「ふふふ。わたしをこんなにして貴方はどうする気なのでしょうね?」
「どうするって――」
「ピーしてピーしてピ――――するおつもりですか? ああ、楽しみですね、楽しみですね、楽しみですね、楽しみですね。ピーがピーでピ――なんて」
「な!? な、何言ってるさ? 今の状況わかって――」
「わたしが貴方に操られるがままという事でしょう? いいですよ、本当はされるよりする方が好みですが、貴方のような女性から思う存分ピ――されるというのも悪くはない。さあ、お好きにピ――――――(お聞かせできません)――――――――してくださげふっ」
「ぼうやぁああ!? あんたはこいつの味方じゃなかったさ!?」
「こ、これ以上、見てられません……」
「あ、るれろさんの勝ちだ。や、やったねるれろさん!」
「何か釈然としないさ……」
「では二連勝という事で」
「では二連勝という事で」
「僕達で仕舞いにしてやろう」
「僕達で仕舞いにしてやろう」
「二人で挑んでくるのは結構だが、こちら側には応対できるような二人組みがいないぞ」
「別に構わない」
「別に構わない」
「一人で来てくれて結構だ、僕の名前は澪標深空」
「一人で来てくれて結構だ、僕の名前は澪標高海」
「名を名乗れ」
「名を名乗れ」
「わたしは真庭蟷螂だ……二人で挑んでくるのか?」
「そうだ」
「そうだ」
「怖気づいたか?」
「怖気づいたか?」
「いや……構わない。だが、それは要するに、ぬしらが二人でようやく一人前と言う事なのではないかと思ってな。そんな事を堂々と言うものだから、少し戸惑ってしまった」
「…………」
「…………」
「…………」
「…………」
「……? 何故泣く……? 別にいいといっているだろう。二人で来てわたしは構わないから、泣かなくても」
「……うわああああああっ」
「……うわああああああっ」
「何か妙な事を言っただろうか……子供を泣かせるというのは、余り気分がよくないのだが」
「……とりあえずおぬしの勝ちでいいだろう。我は空気が読めないというのは強みですらあると思う」
「それはそうだね。空気を読むというのは、相手を思いやるということだから。それは戦場において、弱みだ。いつの時代も、相手を慮らない者の方が有利に事を進められる」
「……おぬしが次の相手か?」
「そうなるだろうな。私は宴九段――滋賀井統乃と呼んでくれても、構わない」
「我は真庭鳳凰だ。さて、対決と言われてもどうする? ここまで興が乗っているところで悪いが、我にはあまりやる気がないし……それに、戦闘になればどうやらおぬしは専門ではないようだな」
「ああ。私は戦闘の専門家じゃない――私の専門は、この時代にはない。だけど、真庭鳳凰。私は君に、いい解決案を提示できるよ」
「解決案? それは聞かせてほしいものだが」
「私が裏切るから君の勝ちだ」
「……これでいいのか……」
「別にいーんじゃねえの? 勝ちは勝ちなんだしさ」
「蝙蝠か。……何を持っている」
「離せーっ!」
「じゃあ落しちゃうけどいいのか?」
「それは駄目っ! 落さず下ろしてよー!」
「これ、一応おれの相手の子猫ちゃん」
「一応って何よー! 後あたしは子猫ちゃんじゃなーいーの! にゃーにゃーってアホか! あたしには古槍頭巾って名前があるんだからね!」
「何かさ、ほら。おれらの周り奇策士とかしかいないからさ、和んじゃうよな」
「和むなーっ! いざ尋常に勝負しろー!」
「でも子猫ちゃん、戦えねーじゃん」
「刀があるもんっ! 刀比べだったらあたしの勝ちだもん!」
「刀比べ? あ、じゃあこれと比べてみちゃうか」
「何それ?」
「絶刀。絶対折れねー刀。子猫ちゃんのは? ん。 割と普通の刀だな? これ何の特性があるんだ? 永遠に斬り続けられちゃうのか? 全く同じ刀が千本あったりしちゃうのか? それとも――」
「お、おじいちゃんが打った刀だもん!」
「…………」
「絶対折れない訳じゃないけど、おじいちゃんが打った奴なの! だから負けないっ」
「……あーやべえ。やっぱ和んじゃうわ」
「和むなー!」
「よしよし」
「撫でるなーっ!」
「きゃはきゃは、はいはい。おれの負けでいいからさ」
「本当っ?」
「嘘」
「むきーっ!」
「元気ですねえ」
「元気だのう」
「一里塚木の実といいます。一応名乗りましたけど、戦う気とか、そういうのはありませんから」
「わしは真庭海亀だが……わしもあまりそういうつもりはないの」
「ではここで日和るとしましょうか」
「ああ、それがいいの」
「よれくてしかにうど、ついこ、亀海」
「実の木実の木! ぞい白面、方り喋のこ!」
「よなんす似真」
「か目駄? ぞたっゃちっ入に気、方り喋のこ、様俺!」
「……キガ」
「ぞいなゃじキガ。ぞだ心真影想は様俺」
「よだ鷺白庭真はれお」
「ーぼ遊、鷺白らな」
「だや」
「何を言っておられるのか、ちっともわからないのですが……」
「とりあえず子供がじゃれ取るとでも思っとればいい」
「海亀さんっ! 鴛鴦さん止めてください!」
「蜜蜂? どうした?」
「何か混沌としたことになってますからっ」
「ぼ、僕にはこの理不尽な暴力の意味が分からないんだが……」
「暴力って物は理不尽なもんよ。理由はあんたの面見てると某根暗仮面を思い出して腹が立つからっ」
「目隠しぐらいしか共通項がないのに……っ! っあ……!」
「変な声出さないでほしいんだけど。気持ち悪いからさ!」
「っ……! な、なら鞭を止めっ……!」
「…………」
「…………」
「…………」
「……女王様と奴隷みたいですね」
「言うな」
「余裕かまそうとして、半分笑ってる所がまた気持ち悪いですよね……」
「喜んでるように見えるの……まあいい。放っておけ。ところで蜜蜂、ぬしの相手は?」
「は、はあ……闇口濡衣さんという方らしいんですが、姿が見えなくて」
「濡衣さんなら来られませんよ。あなたの不戦勝です」
「そうですか……」
「ていうか俺らの方に注目がいかねーのはどういうことだよ!?」
「あ、奇野さん」
「そうだよっ! 途中からどっちがより地味かとかいう虚しい争いになっちゃったじゃねえかよ!」
「川獺さん」
「どっちも地味なんじゃろ」
「「うるさい!」」
「確かに出番は少なかったけどさ……別にいいじゃんか……なあキノラッチ……」
「おれなんか最初に出て、次のときには死んでたぜ!? しかも結構スルーだし……さ……」
「ねーあたしの相手架城明楽って書いてあるんだけど、死んでるわよね?」
「死んでいますね」
「しかし十三階段なのに、いまいち人数が適当ですね」
「『十三階段なのに、いまいち人数が適当ですね』……ふん。まず名前ありきな軍隊だからな。それぐらいは勘弁してほしいところだぜ、おにーちゃん」
「あ、狐さん!」
「ああ、西東天だ。もっとも俺は十三階段のメンバーじゃあないが、そんなのはどちらでも同じことだろう」
「そうねん。どっちにしろあたしの相手あんたってことでいいかしら?」
「……遠慮しておく。俺はまだ死にたくないんでね」
「あんたが遠慮しようとどうしようと、そんなのどっちでも同じことよん」
「『そんなのどっちでも同じこと』。ふん。まさか口癖で言質をとられるとはな」
「狐さんに手出しなさるおつもりなら、私も敵に回らせていただきますが」
「俺も容赦しねえけど――」
「いんじゃない? みんなでどんちゃかやりましょうよっ!」
「どんちゃか?」
「呑み比べ!」
「これまた恒例の!」
「……死にたい気分だ」
「何やってんだあいつら……なんつーか……あんたも大変だな」
「ああ、お前もナ……俺の今の名前はノイズ、ダ。その前は『アンド』その前は『グンキ』その前は『ハリア』その前は『19号』。その前は、なんとも呼ばれテいなかったカら、言いようが無イ」
「おれは真庭蝶々だ――前の名前は、忘れちまったよ」
「そうカ」
「そうだ。それよりあいつらどうする? 止めた方がいいのか」
「大将が真ん中でふざけテんのに、止めテ意味があるのカ?」
「ないな……なあ、あんたのそれ、何だ?」
「こレか? これは、ヘッドフォン。聞いてみルか?」
「ん。半分貸してくれ」
「イいぜ」
「へえ……こりゃすげえな。まあこんなのでも……悪くないよな?」
「あア……死にたい気分でも、悪くはナい」
* * * * *
……長くなりすぎたっ!
十三階段、口調がほとんどうろ覚えで恥ずかしい事になってそうだが気にしたら負けだと思う事にする。
戯言×刀語。
その4、敵キャラ同士で対決させてみた。
「こ、ここどこかな? え、あ、あたし? あたしは絵本園樹だけど……あの、ご、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい! 絵本でごめんなさいぃ……」
「え、ええ? あ、あのあのあのあのあのあの、ぼ、僕の方こそごめんなさい……ま、真庭人鳥です」
「た、対決とかって何なのよ、そ、そんな事言って皆で苛めるつもりなんでしょ、わ、わかってるんだから……」
「え、えと、あの、す、すみません……ぼ、僕、意味もないのに、た、たた対決とかする気はなくて……」
「うああごめんねごめんねごめんね! あ、あたしが悪いのわかってるの、ごめんね……」
「う……ご、ごめんなさ……」
「ごめんなんていって本当は私の事、わ、笑ってるんでしょ……も、もう騙されないんだからね……」
「わ、笑ってな……僕、わ、わわ、笑って何か……」
「し、信じないんだから……だ、だってあなた、に、忍者なんでしょ……あたしみたいな馬鹿な女なんて騙すのか、簡単なんでしょ……」
「ぼ、僕……」
「も、もういいわ、小学校のとき、みたいに……い、苛められる前に苛めて」
「ひっ」
「……ドクターの貫録勝ち。いいから止めるさね、ドクター」
「る、るれろさん……るれろさんもあっちの味方するの、るれろさんは味方だと思って、」
「あたしはあんたの味方だからとりあえず落ち着くさ。そっちのぼうやも撤収しな」
「ほら、人鳥お戻りなさい。泣いてはいけませんよ」
「う、うううっ喰鮫さまぁああ」
「よしよし。それでは第二回戦開始という事で良いのですか、良いのですか、良いのですか、良いのですか?」
「ん……もしかせずともあたしが相手みたいさね。右下るれろ。人形士さ」
「ふふふ……真庭喰鮫。鎖縛の喰鮫ですよ」
「まあ、対決てったって、別に互いに理があるわけでもないし……ドクターも回収したいから、別にいいんじゃないのさ。引き分けで」
「確かに理に叶った意見ですけれど……残念ですね、残念ですね、残念ですね、残念ですね。わたしは既に貴方を殺したくなってしまいました」
「……あたしの知り合いに、言葉を一々繰り返す男がいるけどさ……四回も同じ事言われると、さすがにくどいさ。まあ、それでも構いやしないけど……あたしの負けでいいさ。ドクター、帰るよ」
「るれろさん、ファイトっ」
「何で応援する気まんまんさ!?」
「だ、だって負けたら怖いよ……な、何されるかわからないし……」
「負けたら何されるかって……負けたら負けるだけさね。そんなに本気にならなくても――」
「ところで貴方、るれろと言いましたか? 包帯が中々素敵ですね、素敵ですね、素敵ですね、素敵ですね。少しずつ包帯をとって剥いていくのはさぞ楽しいでしょうね……あ、そちらの貴方は園樹とおっしゃるのですか? 小耳に挟んだ話ですが、その白衣の下は水着だとか。ふふふ、いいですね、いいですね、いいですね、いいですね。どうして女性は下着姿になるのは嫌がるのに、水着姿は晒しても構わないのでしょうか? まあそういう重要な話題は今はおいておくとして、今雨が降っていない事が悔やまれます。一見完全防護を誇るように見えるレインコートの下は全裸と言うそのチラリズムとも言い難いコラボレーションは大変そそられま」
「――ドクター、勝ってくるさね」
「だ、大丈夫……怪我したら治すから、死ぬ気で……あ、違うからね! 死んで来いって意味じゃないからね! お、怒らないで嫌わないでごめんなさい」
「別に怒ってないし嫌ってもないさ……人類最終すら押さえ込めた『人形士』が、物語途中退場の忍者に負けるわけないさ」
「今さり気なく酷い台詞を言われた気がしましたが……まあ、いいでしょう。さあ、貴方の持つ技術と言う奴を存分にお使いなさい。人間を人形に――でしたか? その程度にこの真庭喰鮫、負けませんよ」
「ほう……随分大きな口、叩くさね」
「大げさに言う必要などないでしょう。人間を人形に――ね。そんなもの――殺せばいいだけの、話です」
「あんたもあんたで随分狂ってそうだが……残念さ。あたしのは、操り人形さね――!」
「……これはこれは。中々凄いではないですか」
「お褒めに預かり、光栄さね。さあ、負けを認めて貰うさ」
「ふふふ。わたしをこんなにして貴方はどうする気なのでしょうね?」
「どうするって――」
「ピーしてピーしてピ――――するおつもりですか? ああ、楽しみですね、楽しみですね、楽しみですね、楽しみですね。ピーがピーでピ――なんて」
「な!? な、何言ってるさ? 今の状況わかって――」
「わたしが貴方に操られるがままという事でしょう? いいですよ、本当はされるよりする方が好みですが、貴方のような女性から思う存分ピ――されるというのも悪くはない。さあ、お好きにピ――――――(お聞かせできません)――――――――してくださげふっ」
「ぼうやぁああ!? あんたはこいつの味方じゃなかったさ!?」
「こ、これ以上、見てられません……」
「あ、るれろさんの勝ちだ。や、やったねるれろさん!」
「何か釈然としないさ……」
「では二連勝という事で」
「では二連勝という事で」
「僕達で仕舞いにしてやろう」
「僕達で仕舞いにしてやろう」
「二人で挑んでくるのは結構だが、こちら側には応対できるような二人組みがいないぞ」
「別に構わない」
「別に構わない」
「一人で来てくれて結構だ、僕の名前は澪標深空」
「一人で来てくれて結構だ、僕の名前は澪標高海」
「名を名乗れ」
「名を名乗れ」
「わたしは真庭蟷螂だ……二人で挑んでくるのか?」
「そうだ」
「そうだ」
「怖気づいたか?」
「怖気づいたか?」
「いや……構わない。だが、それは要するに、ぬしらが二人でようやく一人前と言う事なのではないかと思ってな。そんな事を堂々と言うものだから、少し戸惑ってしまった」
「…………」
「…………」
「…………」
「…………」
「……? 何故泣く……? 別にいいといっているだろう。二人で来てわたしは構わないから、泣かなくても」
「……うわああああああっ」
「……うわああああああっ」
「何か妙な事を言っただろうか……子供を泣かせるというのは、余り気分がよくないのだが」
「……とりあえずおぬしの勝ちでいいだろう。我は空気が読めないというのは強みですらあると思う」
「それはそうだね。空気を読むというのは、相手を思いやるということだから。それは戦場において、弱みだ。いつの時代も、相手を慮らない者の方が有利に事を進められる」
「……おぬしが次の相手か?」
「そうなるだろうな。私は宴九段――滋賀井統乃と呼んでくれても、構わない」
「我は真庭鳳凰だ。さて、対決と言われてもどうする? ここまで興が乗っているところで悪いが、我にはあまりやる気がないし……それに、戦闘になればどうやらおぬしは専門ではないようだな」
「ああ。私は戦闘の専門家じゃない――私の専門は、この時代にはない。だけど、真庭鳳凰。私は君に、いい解決案を提示できるよ」
「解決案? それは聞かせてほしいものだが」
「私が裏切るから君の勝ちだ」
「……これでいいのか……」
「別にいーんじゃねえの? 勝ちは勝ちなんだしさ」
「蝙蝠か。……何を持っている」
「離せーっ!」
「じゃあ落しちゃうけどいいのか?」
「それは駄目っ! 落さず下ろしてよー!」
「これ、一応おれの相手の子猫ちゃん」
「一応って何よー! 後あたしは子猫ちゃんじゃなーいーの! にゃーにゃーってアホか! あたしには古槍頭巾って名前があるんだからね!」
「何かさ、ほら。おれらの周り奇策士とかしかいないからさ、和んじゃうよな」
「和むなーっ! いざ尋常に勝負しろー!」
「でも子猫ちゃん、戦えねーじゃん」
「刀があるもんっ! 刀比べだったらあたしの勝ちだもん!」
「刀比べ? あ、じゃあこれと比べてみちゃうか」
「何それ?」
「絶刀。絶対折れねー刀。子猫ちゃんのは? ん。 割と普通の刀だな? これ何の特性があるんだ? 永遠に斬り続けられちゃうのか? 全く同じ刀が千本あったりしちゃうのか? それとも――」
「お、おじいちゃんが打った刀だもん!」
「…………」
「絶対折れない訳じゃないけど、おじいちゃんが打った奴なの! だから負けないっ」
「……あーやべえ。やっぱ和んじゃうわ」
「和むなー!」
「よしよし」
「撫でるなーっ!」
「きゃはきゃは、はいはい。おれの負けでいいからさ」
「本当っ?」
「嘘」
「むきーっ!」
「元気ですねえ」
「元気だのう」
「一里塚木の実といいます。一応名乗りましたけど、戦う気とか、そういうのはありませんから」
「わしは真庭海亀だが……わしもあまりそういうつもりはないの」
「ではここで日和るとしましょうか」
「ああ、それがいいの」
「よれくてしかにうど、ついこ、亀海」
「実の木実の木! ぞい白面、方り喋のこ!」
「よなんす似真」
「か目駄? ぞたっゃちっ入に気、方り喋のこ、様俺!」
「……キガ」
「ぞいなゃじキガ。ぞだ心真影想は様俺」
「よだ鷺白庭真はれお」
「ーぼ遊、鷺白らな」
「だや」
「何を言っておられるのか、ちっともわからないのですが……」
「とりあえず子供がじゃれ取るとでも思っとればいい」
「海亀さんっ! 鴛鴦さん止めてください!」
「蜜蜂? どうした?」
「何か混沌としたことになってますからっ」
「ぼ、僕にはこの理不尽な暴力の意味が分からないんだが……」
「暴力って物は理不尽なもんよ。理由はあんたの面見てると某根暗仮面を思い出して腹が立つからっ」
「目隠しぐらいしか共通項がないのに……っ! っあ……!」
「変な声出さないでほしいんだけど。気持ち悪いからさ!」
「っ……! な、なら鞭を止めっ……!」
「…………」
「…………」
「…………」
「……女王様と奴隷みたいですね」
「言うな」
「余裕かまそうとして、半分笑ってる所がまた気持ち悪いですよね……」
「喜んでるように見えるの……まあいい。放っておけ。ところで蜜蜂、ぬしの相手は?」
「は、はあ……闇口濡衣さんという方らしいんですが、姿が見えなくて」
「濡衣さんなら来られませんよ。あなたの不戦勝です」
「そうですか……」
「ていうか俺らの方に注目がいかねーのはどういうことだよ!?」
「あ、奇野さん」
「そうだよっ! 途中からどっちがより地味かとかいう虚しい争いになっちゃったじゃねえかよ!」
「川獺さん」
「どっちも地味なんじゃろ」
「「うるさい!」」
「確かに出番は少なかったけどさ……別にいいじゃんか……なあキノラッチ……」
「おれなんか最初に出て、次のときには死んでたぜ!? しかも結構スルーだし……さ……」
「ねーあたしの相手架城明楽って書いてあるんだけど、死んでるわよね?」
「死んでいますね」
「しかし十三階段なのに、いまいち人数が適当ですね」
「『十三階段なのに、いまいち人数が適当ですね』……ふん。まず名前ありきな軍隊だからな。それぐらいは勘弁してほしいところだぜ、おにーちゃん」
「あ、狐さん!」
「ああ、西東天だ。もっとも俺は十三階段のメンバーじゃあないが、そんなのはどちらでも同じことだろう」
「そうねん。どっちにしろあたしの相手あんたってことでいいかしら?」
「……遠慮しておく。俺はまだ死にたくないんでね」
「あんたが遠慮しようとどうしようと、そんなのどっちでも同じことよん」
「『そんなのどっちでも同じこと』。ふん。まさか口癖で言質をとられるとはな」
「狐さんに手出しなさるおつもりなら、私も敵に回らせていただきますが」
「俺も容赦しねえけど――」
「いんじゃない? みんなでどんちゃかやりましょうよっ!」
「どんちゃか?」
「呑み比べ!」
「これまた恒例の!」
「……死にたい気分だ」
「何やってんだあいつら……なんつーか……あんたも大変だな」
「ああ、お前もナ……俺の今の名前はノイズ、ダ。その前は『アンド』その前は『グンキ』その前は『ハリア』その前は『19号』。その前は、なんとも呼ばれテいなかったカら、言いようが無イ」
「おれは真庭蝶々だ――前の名前は、忘れちまったよ」
「そうカ」
「そうだ。それよりあいつらどうする? 止めた方がいいのか」
「大将が真ん中でふざけテんのに、止めテ意味があるのカ?」
「ないな……なあ、あんたのそれ、何だ?」
「こレか? これは、ヘッドフォン。聞いてみルか?」
「ん。半分貸してくれ」
「イいぜ」
「へえ……こりゃすげえな。まあこんなのでも……悪くないよな?」
「あア……死にたい気分でも、悪くはナい」
* * * * *
……長くなりすぎたっ!
十三階段、口調がほとんどうろ覚えで恥ずかしい事になってそうだが気にしたら負けだと思う事にする。
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