おはようございます

自分の今年の漢字を制定するなら、僕は間違いなく「恥」にするな、と思った。
しかし恥ってなんなんでしょうね。耳心で恥ですよ。
耳と心で恥ずかしがるって意味なんだろうか。
耳と心によって恥ずかしがるって意味なんだろうか。
どうでもいいですが、最近脳内でよく「恥の多い人生を送ってきました」と人間失格君が喋り始めます。

もう何か早くサイトの小説整理をしたいしたいといいながら全然していません。
なんていうか、恥、だね。

色々書きたいとわめきながら、かいてるのは恥ばっかりな気がする今日この頃。
あー恥ずかしい。何か生きてることが恥ずかしい。


戯言で擬似ミステリというか似非ミステリを書いている。
偽ミステリかもしれない。恥ミステリ？（その字の話は何処までひっぱるのか）
多分そのうち上げますよー。出来たら。出来たらね。

以前言ってたオリまに書いてるんですが、見事に躓きました。
少なくとも自分が読んで駄作だと思うんだから恐ろしい出来です。
自分が上手くできたと思ってようやく人並み、って論理から行くなら。
納得が行かない物は出したくないですし、何よりオリまには人様のキャラですからねー。

私はネット上の小説を読んだ時、後書に「時間がなくて～」とか「適当に書いたんで～」と言う言い訳がついてるとそれだけで随分腹が立つ人種です。
「上手く出来なかった～」はいいと思うんですが、時間がないならそれ載せるなと。適当に書いたんならそれ載せるなと。何か非常に身勝手な苛立ちを感じますね。
まあ、時間有り余ってる学生の分際でぐだぐだ言うな社会人は忙しいんだよといわれると謝るしかないですが。
ごめんなさい。


続きに、白蝙の、グロい……かな。話を。

＊　＊　＊　＊　＊

簡単な任務の筈だった。
普通のしのびから言えばそれなりだが、真庭の頭領が二人がかりならば、簡単な任務の筈だったのだ。
簡単な任務。

それは油断に繋がっていた、か？


そんな訳はない。

頭で直ぐに否定する。
侮ってはいたが、油断などしていた訳がない。
油断なんか、していたはずがないのだ。

なのにどうして、こうなったのだろう。

眼球に食い込む感覚。
否、食らいつかれるような痛覚。

それを痛いのだと認識するまでに随分掛かる。

何も見えない。
ただ、頬を滑る液体の感覚がわかる。

涙が溢れている？

違う、違う違う違う。違うだろう。

これは血だ。

血が溢れる。
血が、溢れる。


白鷺。
白鷺。
白鷺？


任務をこなす仲間の名を、友の名を、恋人の名を、呼ぶ。
声になっていたのかわからない、もしかしたら。

それはただの叫びだったのかもしれない。

＊　＊　＊


簡単な任務の筈だった。
普通のしのびから言えばそれなりだが、真庭の頭領が二人がかりならば、簡単な任務の筈だったのだ。
簡単な任務。

それは油断に繋がっていたか？


そうかもしれない。

頭で直ぐに肯定する。
侮っていて、油断していたのかもしれない。
油断、していたのだろう。

そうでもないと、こんなことになるわけがない。

頭部を殴られる感覚。
否、細胞基準で殺されていく痛覚。

それを痛いのだと認識するまでに、さほど時間はいらなかった。

何も聞こえない。
ただ、脳を巡る液体の感覚がわかる。

血が流れている？

正解だ当たり前だ、血が流れることなど。
ただ、血管を破壊されて――脳内に、血が溢れる。

これは血だ。

血が流れる。
血が、流れる。


蝙蝠。
蝙蝠。
蝙蝠！


任務をこなす仲間の名を、友の名を、恋人の名を、呼ぶ。
だけれど自分にさえ何も聞こえなかった、もしかしたら。

それはただの妄想だったのかもしれない。

＊　＊　＊　＊　＊