二件目

やばい。どうしよう。
スピーチの原稿、別バージョンが書けない。
普通に書いていいのかな。
先生は「努力したけど３位に終わった悔しさを素直に表現して！」と言うんだけど。
クラスメイトからは「三位に終わったとかいう不名誉は言わなくていいから！」といわれたりして。

どうしろと。
一文字も書けない。
そもそも前原稿のボツ理由が「スピーチは小説じゃない」だったからなあ。
私の文章って読み上げる向きじゃないんだろうね。
不向きをいいわけにしても仕方がないので、今からまた頑張ります。

でも正直言って、努力とかを誇るのって何か格好悪いような気がしてたりして。
まあ誇らないといけないんなら、自分の主張は捨てるけども。

で、さっき書いてたら、ふと浮んだので折角だから載せて見る。でもこういうのがふと浮ぶ時点で大分飽きてきている。
スランプが終わらない。原稿が終わらないでも可。

気がついたら　いつもキーボードの音

そしていつも同じ箇所で止む

諦めずに　ディスプレイを見てみるけど

すぐに涙が出るよ

アイデアさえあれば　楽に次の話まで行くけど

何回やっても何回やっても　文章が浮ばないよ

あの表現　言い回しが分からない

辞書に向かって　拝んでみるけど

いずれは棚に仕舞いこむ

完成したと思ってみたけど

夢オチじゃ意味が無い

だから次は絶対書く為に

僕はコーヒーだけは最後までとっておく

……何やってんだ自分。

コーヒーは最終兵器である。眠気覚めるもの。試験勉強のお供にも。
……ちょっとだけ、大したことはないけど、疲れた。