赤い夢の迷宮って正に赤いオーラが出ててびっくり。

やってみましたよ。
てかなんだこのハンドルネームの食っちゃ寝な感じ。

本名の方はかなり迷ったけど結局置いてみる。
なんか凄くエロそうな奴なんだけどどうしよう。
まともなの「友」ぐらいですよ。欲多いって絶対。

下に書いてありますが脳内メーカーさんよりお借りしました。




はやみねさんの「赤い夢の迷宮」を読みましたー！
あれをはやみねかおる名義で出さなかったは作者様は偉いと思いました。
以下反転。


はやみねかおるは一応提示してくれる意味があってハッピーエンドで幸せで、社会不適応者だけど善人ってのが多いですが。

勇嶺薫の「赤い夢の迷宮」はあえてテーマを言うなら「狂気」って感じ。伝えるべき教訓も何もなく、どこを向いてもバットエンドで正しい選択肢は微塵もない、不幸で不幸で不幸で、悪人とはいえないし普通に存在してるんだけど社会不適応者が多い。


そもそも「殺人鬼」なんて出てくる所からはやみねかおるさんではない。勇嶺さんですね。

「殺人鬼」って言うとなんか白髪小柄で笑顔格好いい顔面刺青とか、ロン毛オールバックで変態で鋏大好き針金細工とか、麦藁帽子でロリコンで釘バット振り回す叫ぶったり唸ったりが妙に多いヘタレ大将さんとか、少女しか殺さなくって燕尾服で悪くない悪くない言ってる音楽家とか、両手切り落とされても元気いっぱいな赤いニット帽トレードマークな女の子とかが出てきますが、そんなんじゃなくてリアルに狂気系。

妙に死亡者失踪者が多いってのは、「ひぐらし」の雛見沢思い出しました。
なんか正に「ひぐらし」って感じかもしれません。
あの、ところどころの笑いどころが、逆に恐怖を盛り立てるって方式とかそっくり。

魔女が好きだったな。ウガッコも好きだった（あれ？）
ウガッコは純粋に頭いいなーって思う。傍にいたくはないけどね☆
しかし疑問なのは、果たしてあのCちゃんが浮気相手との写真を見せられたぐらいで自殺するか。

あ、何か見たことがあると思ったらアガサクリスティの「そして誰も居なくなった」っぽいんだ。
一人目・二人目って来るとやっぱりあれを思い出します。インディアン。
はやみねさんは好きなのかもしれない、クリスティ。

まあミステリなのかともかく、最初かなりびっくりしましたね。
友達が「どすこい」と「京極堂シリーズ」を同じ人が書いたのと同じぐらいびっくりって言ってました。
そのとおりだと思います。

はやみねさんは一巻で、ハッピーエンドが好きだって書いてましたから。
元教え子達はこれを読んで何を思うんだろう。息子さん達は何を思うんだろう。
なんかはやみねさんは、写真持ってますからから（新聞で切り抜いてる）見ながら、「あーこの人がこんな狂気を書くのかー」と不思議な気がしました。


まあ、好きですはやみねかおる先生。愛してます。
でも「はやみねかおるが好きだから！」って勇嶺薫を買わないほうがいいと思う。


西尾維新のトリプルプレイ助悪郎が出てるらしい。
絵がえっらい可愛かったの覚えてるんですが、どうなんだろう。絵師さん変わったって噂を聞きました。
曲識掲載のメフィストは出たのかな？

あ、後喰鮫さんの一人称「私」→「わたし」に変更。
刀語は意外と平仮名使ってるから困ります。